森田化学工業株式会社

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当社所蔵品が化学遺産として認定されました

この度、当社の創業者である森田鎌三が中心となり残した資料が、公益社団法人日本化学会の主催する「化学遺産」に認定されましたのでご紹介いたします。

認定内容について

日本における無機フッ素化学品製造の歴史を現代に伝える貴重な資料であるとして、次の代表的な3例を含む弊社所蔵品が公益社団法人日本化学会の主催する「化学遺産」として認定(第14回 認定番号第064号)いただきました。

●「年記」並びに「Record No.1」(大学ノート2冊)

※実際の大学ノート

※創業期の装置図、生産概要、製造記録などを記述

●「図面」資料集(ファイル2冊)(1951年頃)


●フッ化水素酸製造装置(ロータリーキルン)の記念モニュメントと精留塔の充填剤

※当時のキルン(1973~2005年に稼働)

※機械の一部でモニュメントを建造

創業者:森田鎌三のご紹介

創業者、森田鎌三(1892~1965年)は、第一次世界大戦の影響で輸入が途絶えたフッ化水素酸を、 1917年(大正6年)に森田製薬所を設立し、我が国で初の国産化に成功しました。 日本のフッ素化学工業の歴史はここから始まっており、その後も当社はフッ素化学製品の多様化と品質 の向上に取り組み、日本のフッ素化学工業界を牽引してまいりました。
創業者 森田鎌三と当社の歴史について、大阪府工業協会発行の商工振興2018年7月号『創業者偉人伝』に掲載されております。