フッ素とは?
元素の中の一つ「フッ素」ですが、ガラスやステンレスでも侵すほどの性質をもっており単体での扱いは難しい元素です。しかし、化合物にすれば高い安定性と長時間変質しない特徴を持ちほとんど全ての元素と反応するため、様々な化合物に利用されています。
フッ素化合物の未来標準を目指して
日本で初めてフッ化水素酸の国産化に成功した森田化学。フッ素のパイオニアとして、1 世紀に及ぶ技術の研鑽とノウハウの蓄積を行ってきました。常に時代が必要とする一歩先を見つめ、フッ素化合物の「FutureStandard・未来標準」を目指しています。
森田化学工業のフッ素事業は蛍石から始まります
フッ素は鉱物の一種「蛍石」に含まれています。露天掘りで採掘された蛍石を浮遊選鉱し微粉砕し、硫酸と反応させることでフッ化水素酸と石膏を取り出しています。
そして蛍石から取り出したフッ化水素酸を基に、様々なフッ素化合物を作り出しています。森田化学のイメージキャラクター「ほたるん」も蛍石から名付けられました。
希少な天然資源、蛍石の原産国は主に中国
不純物が少なく含有量の多い蛍石は主に中国から採掘されています。安定した原料の確保と生産工程の高効率化のために、森田化学では中国国内の合弁会社でフッ化水素酸を生成し国内に輸入し、日本国内で加工しています。また、グローバルな展開に迅速に対応できる物流体制を築いています。